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プレイボーイ誌にヌードが復活

プレイボーイ

Nudity returns to Playboy magazine

プレイボーイ誌にヌードが復活

About a year after pulling images of naked women from their pages, Playboy has now announced that they will return to showing nudity with the headline “naked is normal.”

女性のヌード写真の掲載を止めてから約1年、プレイボーイ誌は「ヌードは普通のこと」という見出しと共にヌードを復活させることを発表した。

On the same issue, the traditional tagline “entertainment for men” has been removed. CCO Cooper Hefner explained, “as gender roles continue to evolve in society, so will we.”

同じ問題として、伝統のキャッチフレーズだった「男性のための娯楽」という言葉も削除されている。編集責任者のクーパー・ヘフナー氏は「社会における性別の役割が進化し続けるのと同様に、私達もそうする」と説明した。

Playboy had originally removed the images to gain access to social media, but the move angered long time fans, one of whom wrote, “I’ve been a decade long subscriber and stopped when they ended the nudity and the articles went full hipster.”

プレイボーイは元々はソーシャルメディアでのアクセスを得るために写真を削除したが、この動きは長年のファンを怒らせることになり、ある人は「私は10年来の定期購読者だが、彼らがヌードをやめて、記事がすっかり流行好きになって読むのをやめた」と書いている。




ヌードが1年で復活

「追加配信」のカテゴリに1年前にヌード掲載をやめたことを報じた記事(鍵付き)もあるのであわせてご覧ください。

1950年代、創刊者のヒュー・へフナー氏はコピーライターや雑誌の販売で生計をたてていました。

当時は自然やアウトドアをテーマとした男性向け雑誌がほとんどだった中、へフナー氏は資金を集めて雑誌業界に長年携わっていた経験やネットワークを駆使し、近代的な男性をターゲットにした雑誌ビジネスを始めました。

1953年12月の創刊号の表紙にセックスシンボルにもなったマリリン・モンローの写真を使用すると雑誌は即完売となり、当初見込んでいた4万部の発行部数を大幅に上回り1年で17万部にまで伸ばしました。

プレイボーイはエロ本ではない

ヌードで有名だったプレイボーイ誌ですが、前提としてダンディな大人が読む娯楽誌であって、思春期の中学生が読む下世話な「エロ本」とは少しテイストが違います。

想定している読者のイメージ、世界観もスーツをびしっと決めてブランデーを片手に小粋に飲むジェームス・ボンドのような、ちょっとお金持ちの「おじさま」です。

読者層も年齢が高めなので、硬派なインタビュー記事や政治問題なども積極的に扱ってきた歴史があります。

その中のコンテンツの1つに大人の娯楽として、官能的なヌードグラビアがありました。芸術とまではいいませんが、もう少しだけ一貫した美学が感じられます。

こういった前提があるのでニュースに登場する10年来の定期購読者は日本人のイメージだと「ただのエロ本好きのおっさん」みたいになってしまいますが、おそらくもうちょっとイメージが異なる読者像だと思います。

ヌード以外も充実

一見ヌードや女性の写真のみを扱う雑誌に見えますが内容は多彩で、著名作家の小説、ゴシップ、ファッション、スポーツ、歌についての内容もあり、文化人、あるいは政治的に影響ある人物のインタビューなども掲載しました。

度々起こるフェミニズム運動の影響で女性蔑視だと非難の的になることが多いですが、”女性が注目を浴びるかっこうの方法”とサポートする声もあります。

一方では逆に女性向け雑誌の誘導にも一役買い、1973年には『プレイガール』という雑誌が創刊されました。

近年の低迷

BBCによると、ピーク時の1970年代には700万部を誇っていたにも関わらず、近年のインターネットの普及による影響でポルノ雑誌の需要がないと考えられ部数は低迷し、2016年の部数は70万までに落ちていました。

しかし黒い蝶ネクタイをしたウサギのブランドロゴは世界的に有名で、衣類、宝飾品、飲料など物販の販売が収益の大半を占めるそうです。

このロゴ入り商品はアメリカの日常で本当によく見かけるもので、特に若いティーンの女の子達がパーカーを着ていたり、ちょっとイケイケ風の女性や男性でバックや小さな小物や装飾品などをつけている人がいます。

創刊者ヒュー・へフナー

私がアメリカに来た17年前、へフナー氏が「プレイボーイ・マンション」と呼ばれる豪邸に正妻を含め、通称プレイメートの専属モデルの美女達と暮らす日々を、“リアリティ・ライフ”としてドキュメンタリー式に放送するテレビ番組がありました。

今年91歳のへフナー氏ですから当時は既に70半ばだったはずです、テレビ用の脚色はあったと思いますが文字通り周囲に半裸&孫の年に近い美女達をはべらせてパーティー三昧の彼を見て、このおじいちゃんのバイタリティーはすごいと強く印象に残ったのを覚えています。

86歳の時に、60歳年下で26歳のモデルと婚約、式直前に妻・ハリスが心変わりして式がキャンセルされたことで話題になりましたが後に無事に結婚、3人目の妻を迎えたことからも、それがその後も保持されていることがうかがえます。

ヨーロッパ系の両親を持ち、第二次世界大戦では徴兵されながらライターとして新聞記事を書く青年時代を過ごし、雑誌創刊時当初からとにかくヌード写真にこだわり貫きました。

結果ポルノ雑誌で大富豪になるという波乱万丈ながらアメリカンドリームのような人生、へフナー氏の女性に対する情熱や活力というのは一生絶えることなく続くのでしょう。

インターネットが普及する現在、雑誌やビデオを介するポルノというのはどれほど需要があるのでしょうか。

パソコンやネット、DVDなどの電子機器にうとい高齢者が愛読するのかと想像しますが、小学生から高齢者までパソコンを使いこなすアメリカ社会ですから案外そうでもないのかもしれません。

逆に若い人が購入していたりすることも考えると、需要というのはどこにあるのか分からないものです。

この新しい編集長になったクーパー・へフナーは創刊者へフナー氏の息子で現在25歳です。

プレイボーイが掲載するヌードは時代遅れだったことを認めながらも「自分達らしさを取り戻す」とツイートし、米誌を代表する雑誌の1つであるプレイボーイの将来を担う新世代として心機一転、今回のヌード復活でメスを入れたように見えます。

大きくなり続けるインターネットの影響と数あるライバル誌に対して、アメリカを代表する有名雑誌としてどう打ち勝っていくか、今後が見物です。

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