Rio Olympic buildings falling apart, pools turning orange
リオ・オリンピックの建物が崩壊、プールはオレンジ色に
Only four months since the closing of the Paralympic Games in Rio de Janeiro, the city’s entire Olympic infrastructure has been rapidly falling apart. Most shockingly, the warm-up pool once used by athletes has turned a disgusting shade of orange.
リオデジャネイロでパラリンピックが閉会してからたった4ヶ月だが、街全体のオリンピックのインフラが急速に壊れている。最もショッキングなのは、かつてアスリートによって使用されたウォーミングアップ用のプールが不快なオレンジの色合いに変化していることだ。
In addition to the discoloring of the water, tiles decorating the pool have been stolen. Elsewhere in the park ceilings have collapsed and areas have flooded with murky water. Also, the park is without power as no one wants to pay the bill.
色あせた水に加えて、プールを飾っていたタイルは盗まれている。公園の他の場所では天井が崩壊しており、エリアは濁った水で溢れている。また誰も料金を支払おうとはしないため、公園には電力がない。
The Rio Olympics was always controversial with locals who wondered if it was worth spending US$4.6 billion on facilities that would be useless after a few weeks.
リオ・オリンピックは常に地元の人々には、数週間後で役に立たなくなる設備に46億ドル(5208億円)を費やす価値があったのかは賛否両論だった。
使わなくなる競技場
オリンピック施設が終了後に廃れる現象は少なからず他の都市でもありますが、リオ・オリンピックの施設ははやくも廃墟化が進んでいます。
映像(おそらくポルトガル語)があるのでご紹介しておきます。
もともとオリンピックの開催にあたっては、開催都市・地元でさほど人気のない競技の施設まですべて用意する必要があるため、オリンピック終了後に廃れていく傾向があるようです。
しかし、サッカー王国ブラジルで2014年W杯、16年のリオデジャネイロ五輪のために近代化され、開会式・閉会式にも使われたマラカナン競技場までもが、急速に傷んでいる状態です。
背景には委員会と自治体との電気料金を巡る問題や、備品の盗難が相次ぐなど治安の問題があげられています。
ニュースに登場するプールなどは、さすがにもう使用されることはないのではないでしょうか。
東京にオリンピックを控えている日本にとっては他人事ではなく、特にマイナー競技の施設のその後の活用方法については課題が残されています。