Beef bowl chain to offer student loans to staff
牛丼チェーンが奨学金をスタッフに提供
Beef bowl chain Yoshinoya announced that it would offer university tuition loans to 10 part-time staff, provided they work at least 3 hours per week while studying.
牛丼チェーンの吉野家が大学の奨学金を10人のアルバイトスタッフに提供することを発表した。少なくとも週に3時間、在学中に働くという条件であるならばだ。
If the recipient works for the chain for at least 4 years after graduation, the remaining debt will also be waived.
もし受給者が卒業後、少なくとも4年間働けば、残りの債務は免除される。
The chain hopes the program will support students who are struggling financially as well as help cover manpower shortages.
同チェーンはこのプログラムが金銭的に苦労する学生の助けになることと、人員の不足を補ってくれることを望んでいる。
吉野家による奨学金制度
牛丼大手の吉野家が3月30日に発表したばかりの奨学金支援制度で、金額などの詳細はまだ発表されていません。
在学中に週に3時間働くことで支給され、卒業後は4年間勤務すれば学費の返済を免除される制度になる予定です。
また吉野家に就職しなくても、日本フードサービス協会に加盟する他の外食企業に就職すれば、半額の返済が免除されます。
今のところ年間10人ほどが対象になっており、最近は外国人の店員も多く見かけますが、外国人留学生が対象になるのかなどはまだ発表がありません。
このような支援制度は増加傾向にあり、最近は外食産業だけではなく、さまざまな企業が奨学金支援の制度を実施しています。
一般的な大学の学費をすべて奨学金でまかなった場合は4年で500万円近くになるので学生にとっては非常に大きな負担です。
企業にとっては人材の採用コストや人材を維持するコストがかかっており、このコストを払わなくて済むようになる分を、学生の奨学金の支援にまわせるといった理屈は成り立ちます。
またアルバイトからの叩き上げのような存在になるので、育成面でのコスト削減や優秀な人材の確保につながる側面もあります。
海外牛丼事情
関係ない話ですが、数年前にアメリカに行ったときにサンフランシスコの空港で牛丼を食べました。
長いフライトにつかれており、そこから空港で乗り継ぎもあって、とりあえず何か食べたかったのです。
サンフランシスコの空港をうろうろしていたら牛丼屋があったので、とりあえず注文してみました。
なんの代わり映えもしない牛丼が10.95ドルです…。1200円ぐらいです。味噌汁とか紅ショウガとか漬物とかいっさいありません。
はあ? みたいな感じでアメリカ怖いなと思いました。
救いがあるとするならば、味がおいしかったことです。
海外の和食屋は微妙なところもあって、ベルギーの蕎麦屋とか出汁のとりかたがおかしくて食べた瞬間に「うわ、まず!」とはっきりわかりました。
ところがサンフランシスコの空港の牛丼はおいしくて、肉とかはわりと、しゃっきりぴろぴろしています。日本で店を出しても十分に通用する味でびっくりしました。
アムステルダムの空港のラーメン屋とか、まったく期待せずに油断していると意外においしいものを出してくれて、ちょっとびっくりすることがあります。