Leicester streak worries bookmakers
レスターの快進撃がブックメーカーを悩ませる
England Premier League club Leicester City, to which Japan national team member Shinji Okazaki belongs, is continuing its winning streak.
日本代表の岡崎慎司が所属するイングランド・プレミアムリーグのレスターシティの快進撃が続いている。
Last year, the small club barely stayed in the Premier League and is now exceeding most people’s expectations in a situation that is being called a “fairytale.”
昨年、この小さなクラブはかろうじてプレミアリーグに残留したが、現在、多くの人の予想を越える状況におり「おとぎ話」とまで呼ばれている。
Prior to the season Leicester was given 1:5000 odds to go all the way. If this happens, UK bookmakers would have to pay out about 10 million pounds.
シーズン開幕にあたって、レスターの優勝には5000倍のオッズが与えられていた。もし現実におこるならば、イギリスのブックメーカーは約1000万ポンド(15億円)を支払わなければならない。
レスター・シティFC
レスター・シティFCはレスターシャー州レスターに本拠地を置くクラブです。
決して強いとはいえず昨年2014-15のシーズンに10年ぶりにプレミアリーグ復帰、それ以前は3部リーグにも降格したこともあります。
復帰したシーズンでも序盤は最下位に沈んでいましたが後半戦の追い上げで14位に踏みとどまりました。
監督解任の騒動もあったり今年も期待されているとは言いがたい状況だったのは5000倍のオッズが表しています。
それが現在は首位を走り、12日現在は残り5試合で4位以内が確定、チャンピオンズリーグ出場権を手に入れています。
この記事のリリース段階では2位のトッテナムとは残り5試合で7点差をつけています。
映画化の話も
岡崎慎司の活躍もありますが、やはり現在、11試合連続ゴールを決めたFWジェイミー・ヴァーディの活躍が大きいです。
工場で働きながら下部リーグでキャリアをスタートさせ27歳でプレミアデビューした遅咲きの選手です。
波乱に満ちたキャリアと今季の優勝の話題が重なれば十分に映画化もありうるのではないでしょうか。
ヴァーディの“シンデレラ・ストーリー”が映画化か?…脚本家が明言(サッカーキング)
早期払い戻し
ブックメーカーには早期払い戻し制度があるようです。
このままレスターが優勝すると5000倍のオッズを支払わないといけませんが、この段階で数字は不明ですが、例えば3000倍ぐらいの支払いで手を打つ交渉がブックメーカー側からあるようです。
総支払額を抑えたい思惑ですが、賭けた側もレスターが優勝すると決まったわけではないので、このあたりで利益を確定させるのも選択としては悩みどころです。
Top Image : https://www.youtube.com/watch?v=jeMvEEqlKbA