Trump, Piko Taro among sculptures at Sapporo Snow Festival
さっぽろ雪まつりの雪像にトランプ、ピコ太郎
The 68th Sapporo Snow Festival, Hokkaido’s premier winter event featuring massive snow and ice sculptures, kicked off on February 6.
第68回さっぽろ雪まつり、巨大な雪と氷の像をフィーチャーした北海道の冬のプレミアイベントが、2月6日に開幕した。
In addition to large sculptures of famous architectural sites such as the Central Golden Hall at Kofukuji and France’s Arc de Triomphe, artists created many sculptures of cultural figures from recent news.
有名な建築物の大雪像、興福寺の中金堂やフランスの凱旋門に加えて、作家達は最近のニュースから多くの文化人の彫刻を創り出した。
This year, there were Star Wars characters to mark the movie series’ 40th anniversary, as well as busts of PPAP singer Piko Taro and American president Donald J. Trump.
今年は40周年を記念したスターウォーズのキャラクター達や、PPAPのシンガーピコ太郎やアメリカ大統領のドナルド・J・トランプの胸像などもあった。
第68回さっぽろ雪まつり
今年も札幌の一大イベント「さっぽろ雪まつり」が開催され、国内外から多くの観光客が訪れています。
昨年は260万9千人が来場し、68回目を迎える今年も大勢の見物客で賑う世界的なイベントとなっています。
日程は以下の通りです。
大通会場(おおどおり)・すすきの会場:
2月6日(月曜日)〜12日(日曜日)
つどーむ会場:
2月1日(水曜日)~12日(日曜日)
メインとなる大通公園は、春はライラック祭り、夏はYOSAKOIソーラン祭りやビアガーデン、秋には北海道の食を楽しむオータムフェストと、季節ごとに装いを変えて賑わいます。
冬の雪まつりでは大小さまざまな116基の雪氷像が大通公園1丁目から12丁目の約1.5キロに渡って展示され、日没から22時までライトアップされています。夜の闇に浮かびあがる姿は幻想的です。
今年の話題作は全米公開40周年記念の「白いスター・ウォーズ」で、一昨年に公開された「フォースの覚醒」の新悪役、カイロ・レンの大雪像が圧倒的な存在感を放ちました。「C-3PO」「R2-D2」「BB-8」も並んでいます。
さっぽろ雪まつり、スターウォーズ夜バージョンです。
夜もさらに迫力あって良いですね(^^)
(昨夜撮影)#さっぽろ雪まつり #スターウォーズ pic.twitter.com/zIpB7JgIi3— デザグッズ@ヤフー店できた!! (@dezagoods) 2017年2月7日
また、全世界で大ヒットを記録したゲームソフト『FINAL FANTASY Ⅶ』の世界を再現した大雪像「決戦!雪のファイナルファンタジー」も出現し注目を集めています。
FFめっちゃカッコよかったわぁ!!#さっぽろ雪まつり pic.twitter.com/UEtiZwmSCr
— shizuka (@syokorapurin61) 2017年2月10日
台湾の「台北賓館」やフランスの歴史的建造物「凱旋門」も堂々とそびえ立ちます。
「奈良・興福寺の中金堂」は、「アイスブロック工法」と呼ばれる独自の技術を駆使し、5トントラック600台分の雪を使い陸上自衛隊員123人によって1カ月かけて作られました。
【お食事・喫茶は東京ドームホテル札幌で★】#さっぽろ雪まつり 会場からは徒歩0分。大通公園に面したレストランからは8丁目会場の大雪像「奈良・興福寺 中金堂」が間近に!!https://t.co/PFbIwBxWEF #食事 #札幌 #プロジェクションマッピング #sapporo pic.twitter.com/NGO9sf89jI
— 東京ドームホテル 札幌 (@tokyodome_hotel) 2017年2月6日
市民の広場では、「米大統領ドナルド・トランプ」が世界中に知れ渡ったPPAPの「リンゴにペンを刺すポーズ」を取って登場、もちろん「ピコ太郎」の雪像も最高の笑顔で現れています。
開幕した #さっぽろ雪まつり の会場。連日話題のこの人の雪像もありました(川口正峰撮影)。関連記事はこちらです →トランプ氏や「PPAP」も
https://t.co/JVrHE8IGaE #sapporo #雪まつり #trump pic.twitter.com/ZaxTlv3i8k— 読売新聞写真部 (@tshashin) 2017年2月6日
今日はこの方も汗をかいておられます(=^▽^)σ#さっぽろ雪まつり #デジアイブースおいでませ pic.twitter.com/ynFED5GBEQ
— ロート デジアイ (@rohto_digieye) 2017年2月10日
一方、世界各国のチームが参加して雪像制作を競いあう国際雪像コンクールも行われ、国際色豊かな雪像がたくさん展示されました。
つどーむ会場は雪と触れ合える参加型の会場で、雪で作られた長さ100mのすべり台が設置されています。
【さっぽろ雪まつり つどーむ会場が本日オープン】
親子で二人乗りできる「ファミリーチューブスライダー」や雪に埋まった状態で記念撮影ができる「イントゥ・ザ・スノー 」が初登場♪2/12(日)まで。大通会場は2/6(月)からオープン!https://t.co/PpkF0S259m pic.twitter.com/R9aHp2MGx0— 札幌市観光・MICE推進部 (@Sapporo_tourism) 2017年2月1日
エアクッションのバンパーボールをかぶって雪原を転がる「バンパーボール体験」や雪に埋まった状態で記念撮影ができる「イントゥ・ザ・スノー 」なども楽しめます。
すすきの会場では氷彫刻や氷彫刻コンクール作品などの幻想的な氷像60基が並んでいます。
なお、雪まつりにボランティアで参加したい場合は、11月から1ヶ月間「雪まつり公式HP」で申し込めます。ただし、日常会話程度の日本語を話せる語学力が必要とされるとのことです。
雪まつりの歴史と過去の雪像
その歴史は1950年(昭和25年)にまでさかのぼり、地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に展示したことから始まりました。
陸上自衛隊が参加し大規模な雪像作りへの挑戦が始まったのは1955年で、その4年後には2500人もの自衛隊員が動員され巨大な雪像が何基も製作されました。テレビや新聞で雪まつりが紹介され認知度を高めていったのもこの頃です。
過去の雪像の写真がこちらで見れます。歴史を感じる興味深い資料です。
過去の作品(さっぽろ雪まつり協力の歴史より)
1974年には国際親善を深める目的で「国際雪像コンクール」がスタートし国際色が強くなっていきました。
2002年からは大雪像の制作に市民ボランティアも参加、現在では札幌市大雪像制作団が結成され大雪像作りに協力しています。2013年には初のプロジェクションマッピングが登場し観客を魅了しました。
雪像として登場する人物に関しては、当初は桃太郎や金太郎など昔話の雪像が多く登場していましたが、次第に子供に人気のキャラクターが増えていきます。
宇宙戦艦ヤマト・鉄腕アトム・キン肉マン・アンパンマンなどが見られるようになり、モアイ像や万里の長城、黒船来航のペリー提督など世界で有名な建造物や人物も登場しています。
昨年は、アニメ放送開始30周年記念の「ドラゴンボールの悟空&ベジータ」や「進撃の巨人」、「北海道新幹線」などが話題となりました。
【迫力満点】「第67回さっぽろ雪まつり」開幕! 進撃の巨人が襲来https://t.co/GIYHitv1dC
「ドラゴンボール超」の悟空&ベジータや、五郎丸風の雪像も展示。夜にはプロジェクションマッピングも上映されます! pic.twitter.com/U0jCVoYiaB
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2016年2月5日